アプリケーションにライセンスキーを渡すには、以下の3つの方法があります。 1. ライセンスキーをGUI(Graphical User interface、グラフィカル ユーザー インターフェース)ツールでインストールする方法:これは、手動でライセンスキーを管理するには最も簡単な方法ですが、Windows OSのみで利用できます。 2. ライセンスキーをコマンドライン(Shell、シェル)ツールでインストールする方法:これは、すべて(Windows以外)のシステムでのライセンス管理に適した方法です。 3. ライセンスキーをアプリケーションの実行時に“LicenseKey”プロパティを使って渡す方法:これは、OEMライセンスを利用している場合に適した方法です。 4.1 GUIライセンス管理ツールGUI(Graphical User interface、グラフィカル ユーザー インターフェース)ツール“LicenseManager.exe”は、製品をインストール(または解凍)したフォルダーの中のbinフォルダーに格納されています。
インストールされたすべてのライセンスキーのリストライセンス管理ツールは、常に左ペインにインストールされているすべてのライセンスキーを表示します。このリストには、他のPDF Tools製品のライセンスも含まれます。 ライセンスを以下のいずれかに対し有効にします。(タブで切り替えます。) · すべてのユーザーに有効なライセンスとする。変更のために管理者権限が必要です。 · 現在のユーザーにのみ有効なライセンスとします。 ライセンスキーの追加及び削除ライセンスキーは、ツールバーの「キー追加」および「削除」で追加または削除ができます。 · 「キー追加」ボタンは、タブで選択された(「すべてのユーザー」または「現在のユーザー」)リストにライセンスキーを追加します。 · 「削除」ボタンは、現在選択されているライセンスキーを削除します。ボタンは、ライセンスキーが選択されると有効になります。 ライセンスのプロパティを表示ライセンスキーが選択されると、そのプロパティがウィンドウの右ペインに表示されます。 インストールされたすべてのライセンスキーのリスト特定の製品に1つ以上のライセンスキーをインストールできます。複数のライセンスキーがインストールされた場合は、ライセンスキーの左側にあるチェックボックスにチェックがあるもの(1つだけ)が有効なライセンスキーとなります。 4.2 コマンドライン ライセンス管理 ツールコマンドライン ライセンス管理ツール“licmgr”は、Windowsシステムを除くすべてのプラットフォームのbin ディレクトリに格納されています。 このコマンドのすべてのオプションとその説明は、パラメータを一切指定せず、以下のように、実行すると表示されます。 licmgr インストールされたすべてのライセンスキーのリストlicmgr list 現在有効なライセンスキーには、その左側に星印(“*”)が表示されます。 ライセンスキーの追加及び削除新しいライセンスキーをインストールする場合: licmgr store X-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX 古いライセンスキーを削除する場合: licmgr delete X-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX 上記のどちらの場合も、ライセンスキーを有効にする対象を指定できます。オプション –sと共に以下を指定します。 · g: すべてのユーザーが対象 · u: 現在のユーザーが対象 1つの製品に複数のライセンスキーが登録された場合licmgr select X-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
ライセンスキーは、プラットフォームに応じてそれぞれの格納場所に格納されます。 Windowsライセンスキーは、以下のレジストリに格納されます。 · HKLM\Software\PDF Tools AG (すべてのユーザー) · HKCU\Software\PDF Tools AG (現在のユーザー) Mac OS Xライセンスキーは、以下のファイルシステムに格納されます。 · /Library/Application Support/PDF Tools AG (すべてのユーザー) · ~/Library/Application Support/PDF Tools AG (現在のユーザー) Unix / Linuxライセンスキーはファイルシステムに格納されます。 · /etc/opt/pdf-tools (すべてのユーザー) · ~/.pdf-tools (現在のユーザー) 注意:上記ディレクトリのユーザー、グループおよびそれらのアクセス許可は、ライセンス管理ツールによって適切に設定されます。 ライセンスキーがすべてのユーザーによって読み取れるように、以下のような変更が必要な場合があります。 chmod -R go+rx /etc/opt/pdf-tools |
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