このマニュアルでは、COMインターフェースをのみを記載しています。他のインターフェース(C、Java、 .NET)でもCOMの場合と同様の名前や同様の呼び出し方法で利用できます。 7.1 PDF to Image インターフェースここに揚げるインターフェースは、Pdf2ImgOCX.dllに含まれています。 このインターフェースは、入力をPDF文書として、ラスター画像(例えば、TIFF画像)を出力します。 BitmapHeight
ビットマップの高さをピクセル値で返します。 BitmapWidth
ビットマップの幅をピクセル値で返します。 BitsPerPixel
色深度を取得または設定します。モノクロ:1、グレースケール:8、RGB1677万色:24、CMYK:32 1ビット/ピクセルを使う場合は、アンチアイリアス(eOptionHighQuality)を無効にすることを推奨します。 Center
センターモードを取得または設定します。設定値は以下のとおりです。 True(真) ページは、水平垂直共にセンタリングされます False(偽) ページは、左上に寄せてレンダリングされます Close
現在オープンしている入力ファイルをクローズします。 · 戻り値: True: 入力ファイルは正常にクローズされました。 False: 上記以外 CloseImage
開いている画像ファイルをクローズします。ファイルが既にクローズされている場合は、何もしません。 · 戻り値: True: 画像ファイルは正常にクローズされました。 False: 上記以外 ColorSpace
色空間を取得または設定します。TPDFColorSpace参照 モノクロ画像の場合は、グレースケール色空間を選択しなければなりません。 Compression
TIFF画像の圧縮タイプを取得または設定します。他の画像フォーマットでは、ファイルの拡張子で自動的に定義されます。 サポートされるTPDFCompressionの値は、対応する列挙値です。 ConvertFile
PDFファイルのすべてのページを複数ページのTIFF画像に変換します。 · パラメータ: PDFFileName: PDF文書のファイル名(またはパス名) ImageFileName: TIFF画像のファイル名(またはパス名) Password (optional): 暗号化されたPDF文書のユーザーまたはオーナーパスワードを指定します。省略された場合は、空の文字列が使用されます。 · 戻り値: True: ファイルの生成に成功しました。 False: PDFファイルがない、破損している、または、パスワードが無効です。または、画像ファイルがロックされています。 CreateImage
Create a new image file. · パラメータ: FileName: ファイル名(またはパス名) ファイル名は、その拡張子で画像形式を定義します。サポートする拡張子は以下のとおりです。 · .bmp (Windows Bitmap Format) · .gif (Graphics Interchange Format) · .jb2 (JBIG2, Bi-level Images) · .jpg, jpeg (Joint Photographic Experts Group) · .jp2 (JPEG2000) · .jpf, jpx (JPEG2000, Part 2 – Coding Extensions) · .png (Portable Network Graphics) · .tif, .tiff (Tagged Image File Format) · 戻り値: True: ファイルは正常に生成されました。 CreateImageInMemory
画像イメージをバイトデータでメモリに格納します。GetImage参照 · パラメータ: Extension: 画像形式を指定する拡張子。指定できる拡張子は、CreateImageを参照します。拡張子は“.”で開始されなければなりません。 · 戻り値: True: 画像の生成に成功しました。 False : 上記以外 Dithering
ディザリングのアルゴリズムを取得または設定します。これは、主に低い色深度(白黒画像)の画像で有用です。 サポートする値は、TPDFDitheringの列挙値です。 DPI
画像の解像度をDPI(Dots per Inch)で取得または設定します。 設定: x、y両方のDPI値を同じ値で設定します。 取得: xとyの積の平方根を返します。 ErrorCode
このプロパティは、直近のエラーコードを取得する場合にアクセスします。TPDFErrorCode参照 FaxHSetting, FaxSSetting
2つのメソッドは、TIFFのF値を設定します。値は、RotateMode = RotatePortrait、SetBitmapDimensions(1728, 0)、XDPI = 204、YDPI = 196 (Fax H)/98(Fax S)、Compression = eComprGroup3です。 FillOrder
ビットフィル順序を取得または設定します。1は、MSB(最上位ビット)が先、2は、LSB(最下位ビット)が先です。 FilterRatio
このプロパティは、画像を高い解像度でレンダリングしてから目的の解像度にダウンサンプリングする手法を有効かつパラメータ化します。この結果として、画像はスムーズに(アンチアイリアス)処理されます。 目標の解像度が低い(72dpi以下)場合に、スーパーサンプリングを適用すると画質が向上します。 この処理では、レシオの2乗に比例してメモリとCPU時間が増大します。そのため2か3を使うべきです。 高すぎる値(元画像の大きさとの組み合わせで)が設定されると無視されます。
FitPage
ページフィットモードを取得または設定します。Trueに設定するとページは画像(の高さまたは幅)に収まるように大きさが調整されます。Falseに設定するとページは実際の大きさでレンダリングされます。 GetImage
バイト配列(CreateImageInMemoryで保存した)を戻します。 GetOcg
OCG(オプショナル コンテント グループ)インターフェースを戻します。
Count: OCGの数。数は、0から(OCGの数)-1です。 · 戻り値: OCGインターフェース インターフェースOcgを参照してください。 HasAnnotations
選択したページの注釈の有無を戻します。 HasColor
選択したページのカラーの有無を戻します。 HasPopups
選択したページのポップアップの有無を戻します。 ImageQuality
非可逆圧縮の品質を取得または設定します。値は、1から100で設定します。 OcgCount
文書のOCG(オプショナル コンテント グループ、“レイヤー”として知られています)の数を戻します。GetOcgを参照してください。 · 戻り値: 文書中のOCGの数 Open
PDFファイルを開きます。既にPDF文書が開かれていた場合は、先のPDF文書を閉じてから新たに開きます。 · パラメータ: FileName: ファイルのファイル名(またはパス名) Password (optional): 暗号化されたPDF文書のユーザーまたはオーナーパスワードを指定します。省略された場合は、空の文字列が使用されます。 · 戻り値: True: ファイルが正常に開かれました。 False: ファイルが存在しない、破損している、またはパスワードが無効です。 OpenMem
メモリ上のPDF文書を開きます。既にPDF文書が開かれていた場合は、先のPDF文書を閉じてから新たに開きます。. · パラメータ: MemBlock: PDF文書が格納されたバイト配列を指定します。 Password (optional): 暗号化されたPDF文書のユーザーまたはオーナーパスワードを指定します。省略された場合は、空の文字列が使用されます。 · 戻り値: True: ファイルが正常に開かれました。 False: ファイルが存在しない、破損している、またはパスワードが無効です。 Options
オプションを取得または設定します。 オプションを追加する場合はOR(論理和)し、削除する場合はAND NOT(否定で論理積)します。 列挙型定数TPDFRendererOptionを参照してください。 PageCount
PDF文書全体のページ数を取得します。有効なPDF文書が開かれていない場合は、0を戻します。 PageHeight
ページの高さをポイント単位で取得します。 PageWidth
ページの幅をポイント単位で取得します。 PreserveAspectRatio
この値がアップスケーリングまたはダウンスケーリングでTrueに設定されていると、出力画像の縦横比が入力ファイルのそれと同じになり、画像はSetBitmapDimensionsで設定されたサイズにフィットします。 Quality推奨されません。ImageQualityを使ってください。 RenderingMode推奨されません。バージョン2.0またはそれ以降では、1つのレンダリングのみとなりました。 RenderPage
ラスター画像に選択されたPDF文書をレンダリング(変換)します。 · パラメータ: PageNumber: PDF文書のページ番号、1以上の値を指定します。 · 戻り値: True: ページのレンダリングは成功しました。 False: ページはレンダリングできませんでした(ページ数が範囲外、PDFが開かれていない、画像を生成できない、など)。 RepeatWatermark
Trueに設定すると、SetWatermarkImageによって指定されたウォーターマーク(透かし)をタイル状に敷き詰めて表示します。 RotateMode
回転モードを取得または設定します。列挙型定数TPDFRotateModeを参照してください。 SetBitmapDimensions
画像のサイズをピクセル単位で設定します。 · パラメータ: X: X方向のピクセル単位の画像サイズ Y: Y方向のピクセル単位の画像サイズ SetCMSEngine
カラー マネージメント システム(Color Management System、CMS)を指定します。以下の文字列をサポートしています。
0.996078, 0.996078, 0.996078 ; White 0.000000, 0.686275, 0.937255 ; C 0.925490, 0.149020, 0.560784 ; M 1.000000, 0.949020, 0.066667 ; Y 0.215686, 0.203922, 0.207843 ; K 0.243137, 0.247059, 0.584314 ; CM 0.000000, 0.658824, 0.349020 ; CY 0.066667, 0.176471, 0.215686 ; CK 0.929412, 0.196078, 0.215686 ; MY 0.215686, 0.101961, 0.141176 ; MK 0.200000, 0.196078, 0.125490 ; YK 0.266667, 0.266667, 0.274510 ; CMY 0.133333, 0.098039, 0.160784 ; CMK 0.074510, 0.180392, 0.133333 ; CYK 0.215686, 0.121569, 0.113725 ; MYK 0.125490, 0.121569, 0.121569 ; CMYK ノイゲバウアーアルゴリズムは色と対応する重み係数の量に基づいて、混色します。 SetCMYKProfile
CMYKプロファイルのパスを指定します。パスを指定しない場合は、bin/Icc/CMYK.iccが使われます(利用可能な場合)。カラープロファイルが検索できない場合は、色変換アルゴリズムが適用されます。 · パラメータ: FileName: ICC CMYKカラープロファイルのファイルパス SetPageSize
ポイント値で画像のサイズを設定します。 · パラメータ: X: 画像のX方向のポイントサイズ Y: 画像のY方向のポイントサイズ SetsRGBProfile
sRGBプロファイルのパスを指定します。パスを指定しない場合は、bin/Icc/sRGB.icmが使われます(利用可能な場合)。カラープロファイルが検索できない場合は、色変換アルゴリズムが適用されます。 · パラメータ: FileName: ICCRGBカラープロファイルのファイルパス · 戻り値: True: カラープロファイルの設定に成功しました。 SetWatermarkImage
ウォーターマーク(透かし)をファイルから読み込んで、指定位置(ポイント単位)に貼り付けます。RepeatWatermarkがTrueに設定されていなければウォーターマークは1度のみ配置されます。 XDPI, YDPI
画像解像度のX軸Y軸のDPI(Dots per Inch)を取得または設定します。 7.2 PDF to PDF Image インターフェースこのインターフェースはPdf2PdfImgOCX.dllに含まれています。 このインターフェースは入力にPDF文書を取り、ラスター化画像PDF文書を出力します。ラスター化PDF文書とは、ベクター形式のグラフィックスやテキスト文字が含まれずに、各ページがただひとつのラスター画像で構成されたものです。 BitsPerPixel
色深度を取得または設定します。モノクロ:1、グレースケール:8、RGB1677万色:24、CMYK:32 Center
センターモード値を取得または設定します。設定値は以下のとおりです。 True(真) ページは、水平垂直共にセンタリングされます False(偽) ページは、左上に寄せてレンダリングされます Close
現在オープンしている入力ファイルをクローズします。
True: 入力ファイルは正常にクローズされました。 False上記以外 CloseImage
開いている画像ファイルをクローズします。ファイルが既にクローズされている場合は、何もしません。 · 戻り値: True: 画像ファイルは正常にクローズされました。 False上記以外 Compression
圧縮のタイプを取得または設定します。サポートされる値は、列挙型定数TPDFCompressionで示された値です。 圧縮タイプの概要やサポートする色深度などは、「サポートされるコーデック」を参照してください。 ConvertFile
PDFファイルを画像のPDFファイルに変換します。 · パラメータ: PDFFileName: 入力のPDF文書のファイル名(またはパス名) ImageFileName: 出力のPDF文書のファイル名(またはパス名) Password (optional): 暗号化された入力のPDF文書のユーザーまたはオーナーパスワードを指定します。省略された場合は、空の文字列が使用されます。 · 戻り値: True: ファイルの変換に成功しました。 False: PDFファイルがない、破損している、または、パスワードが無効です。または、出力のPDFファイルがロックされています。 CopyLinks
リンクをコピーするオプションを取得または設定します。 CopyOutlines
アウトライン(しおり)を設定するオプションを取得または設定します。 CopyViewerPreferences
ビュワー プレファレンス オプション(ページレイアウト、ページモード、開き方)を取得または設定します。 CreateImage
新しい画像のPDFファイルを生成します。 · パラメータ: FileName: 生成するPDFファイルのファイル名(またはパス名) UserPwd (optional): PDF文書のユーザーパスワードを指定します。0(ゼロ)を指定すると、パスワードなしになります。 OwnerPwd (optional): PDF文書のオーナーパスワードを指定します。0(ゼロ)を指定すると、パスワードなしになります。 PermissionFlags (optional): 許可フラグを指定します。デフォルトでは、権限が付与されません。設定できる権限は、列挙型定数TPDFPermissionに定義された値です。 KeyLength (optional): 暗号化の鍵長を指定します。MD5アルゴリズムの性質上、最大長は128ビットです。最小値は、40で8の倍数を指定しなければなりません。2つの一般的な値は40(標準暗号化)と128(Acrobat5以降)です。Acrobatは40または128のみをサポートしていることに注意してください。“3-Heights™” の他のツールは、上記のすべての鍵長をサポートしています。デフォルトの鍵長は、選択された許可フラグを基に計算されます。 · 戻り値: True: ファイルの生成に成功しました。 False: 上記以外 出力ファイルを暗号化しないためには、許可フラグを-1に、オーナーパスワードを0にします。 高品質での印刷を許可するには、ePermPrint およびePermDigitalPrint を設定する必要があります。 CreateImageInMemory
PDFをメモリに格納します。メソッドGetPDFを参照してください。 · 戻り値: True: 出力のPDFのメモリ上への生成に成功しました。 False: 上記以外 Dithering
ディザリングのアルゴリズムを取得または設定します。 サポートする値は、TPDFDitheringの列挙値です。 DPI
画像の解像度をDPI(Dots per Inch)で取得または設定します。 ErrorCode
このプロパティは、直近のエラーコードを取得するためにアクセスします。ヘッダーファイルpdferror.hを参照してください。 FitPage
ページフィットモードを取得または設定します。Trueに設定するとページは出力PDFのサイズ(の高さまたは幅)に収まるように大きさが調整されます。Falseに設定するとページは実際の大きさでレンダリングされます。 GetPDF
バイト配列(CreateImageInMemoryで保存したもの)を戻します。 GrayScale
グレースケール モードを取得または設定します。 Open
PDFファイルを開きます。既にPDF文書が開かれていた場合は、先のPDF文書を閉じてから新たに開きます。 · パラメータ: FileName: ファイルのファイル名(またはパス名) Password (optional): 暗号化されたPDF文書のユーザーまたはオーナーパスワードを指定します。省略された場合は、空の文字列が使用されます。 · 戻り値: True: ファイルが正常に開かれました。 False: ファイルが存在しない、破損している、またはパスワードが無効です。 OpenMem
メモリ上のPDF文書を開きます。既にPDF文書が開かれていた場合は、先のPDF文書を閉じてから新たに開きます。 · パラメータ: MemBlock: PDF文書が格納されたバイト配列を指定します。 Password (optional): 暗号化されたPDF文書のユーザーまたはオーナーパスワードを指定します。省略された場合は、空の文字列が使用されます。
True: ファイルが正常に開かれました。 False: 上記以外 Options
オプションを取得または設定します。 オプションを追加する場合はOR(論理和)し、削除する場合はAND NOT(否定で論理積)します。 列挙型定数TPDFRendererOptionを参照してください。 PageCount
PDF文書全体のページ数を取得します。有効なPDF文書が開かれていない場合は、値が定義されません。
1-n: PDF文書のページ数 undef: PDFが開かれていません。 PreserveAspectratio
ページサイズの縦横比を保持します。Trueが設定されると、1つのページサイズだけが提供されます、Falseの場合は値が計算されます。 RenderPage
入力PDFの指定されたページが出力のPDFファイルにレンダリングされます。
PageNumber: PDFファイルのページ番号
True: ページのレンダリングは成功しました。 False: 上記以外(ページ数が範囲外、PDFが開かれていない、出力ファイルを生成できない、など)。 RepeatWatermark
Trueに設定すると、SetWatermarkImageによって指定されたウォーターマーク(透かし)をタイル状に敷き詰めて表示します。 RetainText
Trueに設定されると、すべてのテキストが出力文書にテキストとしてコピーされ、すべての(テキスト以外の)コンテンツが含まれている背景画像の前面に配置されます。元のPDFで、テキストがそれ以外のオブジェクトより上に配置されていない場合は、修正のためのカバーがなくなってしまう場合があります。 Falseに設定すると、すべてのコンテンツが画像にレンダリングされます。 RotateMode
回転モードを取得または設定します。設定できる4つの値は、列挙型定数TPDFRotateModeで説明されています。 出力PDFファイルのすべてのページに、入力ファイルと同じ回転方向を持たせるためには、eRotateAttributeを設定します。 SetBitmapDimensions
画像のサイズをピクセル単位で設定します。
cx: X方向のピクセル単位の画像サイズ cy: Y方向のピクセル単位の画像サイズ SetPageSize
画像のサイズをポイント単位で設定します。
X: 画像のX方向のポイントサイズ Y: 画像のY方向のポイントサイズ SetWatermarkImage
ウォーターマーク(透かし)をファイルから読み込んで、指定位置(ポイント単位)に貼り付けます。RepeatWatermarkがTrueに設定されていなければウォーターマークは1度のみ配置されます。 XDPI, YDPI
画像解像度のX軸Y軸の値をDPI(Dots per Inch)で取得または設定します。 OCG(Optional Content Group、“レイヤー”としても知られています)インターフェースは、OCGとそのプロパティを一覧します。 PDFのOCGは、グラフィックスや画像を編集するアプリケーションのそれとは違います。PDFのグラフィックス オブジェクトはOCGに属しません。その代わりに、グラフィックスの視認性(見え方)がOCGに依存したBoolean関数によって計算されます。たとえば、パスは、OCGの“A”がONでOCGの“B”がOFFのときだけ表示されます。 OCGの機能は、ISO32000-1の8.11.4章で、またはPDFリファレンスの4.10章で詳しく説明されています。 OCGはPDF1.5以降でサポートされています。 “PDF to Image Converter”においてOCGインターフェースは、“レイヤー”を一覧し、それらが表示されるか否かを設定するために利用します。OCGオブジェクトを取得するには、“PDF to Image”インターフェースのOcgCountとGetOcgを使います。 Label
このフラグは、それがOCGまたはラベルであるかを示します。ラベルは、階層内のOCGラベルグループに使われます。これらに可視性を設定してもその効果はありません。 LevelProperty Long Level Accessors: Get ユーザー インターフェースでOCGは、ツリーで表現できます。プロパティは、ツリー内のOCGの階層レベルを示しています。レベル0のOCGは、トップレベルのOCGです。レベル-1は、そのOCGが階層内のものではないことを意味していて、ユーザーに提示されるべきではりません。OCG階層内の親エレメントは、ラベルまたはOCGです。レベルaのラベルbが先のaより高い場合、bはbと同じレベルの次のオブジェクトの親です。OCG bが先のOCG aよりもレベルが高い場合、aはbと同じレベルの次のオブジェクトの親です。階層は、コンテンツ内のOCGの実際のネストを反映していることに注意してください。すべての親の視認性が真に設定されている場合は、OCGの可視性を真に設定するだけで効果があります。 NameProperty String Name Accessors: Get OCGの数を戻します。 VisibleProperty Boolean Visible Accessors: Get, Set OCG の視認性を取得または設定します。このプロパティは、コンテンツ オブジェクトの抽出をコントロールします。デフォルト値は、PDF文書で設定されています。 目に見えないパスはページ上にマークを生成しませんが、それらはまだグラフィックの状態に影響を及ぼすことに注意してください。たとえば、現在の描画位置とクリッピング領域に対する効果は変わりません。したがって、すべてのパスが視認性と関係なく“active”で抽出できます。見えないパスは、パスの末端である“n”のオペレータだけでなく、塗りつぶしまたは線描オペレータを代替します。 例 1
例 2
注意: 列挙型定数の接頭辞は、インターフェースによって異なります。“TPDF”はCOMとC、“PDF”は.NET、Javaでは接頭辞なしとなります。 TPDFColorSpace
TPDFCompression
すべての画像フォーマットまたは色深度にすべての圧縮がサポートされていりわけではありませんので注意ください。 TPDFDithering
TPDFErrorCodeTPDFErrorCodeのすべての値は、を“S”、“E”、“W”および“I”を伴った“PDF_”で開始します。これらの文字は、エラーのタイプ(Success、Error、Warnning、Information)を表します。 これらは、PDFが壊れている(有効でない)ことを表します。Erroの場合は、そのPDFファイルが読取り可能な場合もそうでない場合もあります。Warnningのばあいは、そのPDFファイルは読み取れますが有効ではありません。 完全なPDF Toolsのリストは、pdferror.hを参照してください。エラーコードは、以下のとおりです。
TPDFPermissionTPDFPermission列挙定数は、付与された許可を表します。許可しないものを設定しないことで、それを禁止できます。
TPDFRendererOptionレンディングのオプションは、Optionsプロパティを使って設定します。2つ以上のオプションを設定する場合は、それらを論理和(OR)します。 Visual Basicの例:目的のオプションだけ有効または無効にします。 ' 高品位を有効にする .Options = .Options OR eOptionHighQuality ' 高品位を無効にする .Options = .Options AND NOT eOptionHighQuality
C/C++の例:int iOptions = Pdf2ImgGetOptions(pDocument); // 高品位を有効にする Pdf2ImgSetOptions(pDocument, iOptions | eOptionHighQuality); // 高品位を無効にする Pdf2ImgSetOptions(pDocument, iOptions & ~eOptionHighQuality);
以下に“3-Heights™ PDF to Image Converter API”に関連した列挙定数を示します。注意してください、多くの列挙型定数がありますが、これらはこのAPIの処理そのものには関係ありません。
推奨する設定値グレースケールおよびカラー: eOptionBicubic + eOptionHighQuality + eOptionTrueType モノクロ: eOptionTrueType TPDFRotateMode
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