PDF to Image Converter 単一の画像に変換するVB6.0サンプルと解説
「PDF to Image Converter」は、PDF文書を単一(TIFF、JPEG他)または、複数ページの画像(TIFF)または、画像化されたPDFに変換する機能を
アプリケーションに追加するライブラリ(API)
です。
機能、特徴
機能、特徴
- 単一または複数の画像を生成
- 画像フォーマット:TIFF、JPEG、JBIG2、JPEG2000、PNG、GIF、BMP など
- ラスタライズされたPDF文書を作成可能
- PDF文書の復号と暗号化可能
- 画像フィルター(スーパーサンプリング、バイキュービック、バイリニア)の設定でエイリアスやモアレを低減
- 色空間(グレースケール、RGB、CMYK、インデックス)選択可
- 解像度、色数 設定
- 非可逆圧縮やロスレスJPEG2000またはJBG2圧縮を選択可
- 画質やサイズ(非可逆圧縮)の最適化
- ハーフトーン方式(Floyd Steinberg、half-tone matrixなど)を選択可
- 微細なテキスト文字の線幅を太くする
廉価(低価格)版
PDFを画像に変換するライブラリの機能を限定した廉価(低価格)版も参照してください。
無償評価版のダウンロードとインストール
ライブラリ(評価版API)は無償でダウンロード(試用)できますので、PDF to Image Converterダウンロード手順を参照してダウンロードください。
ファイルをダウンロードしてから、インストールもしくは適当なフォルダーに解凍します。以下のようなフォルダーができあがりますので、適宜ご利用ください。
サンプルの実行前に、bin/Pdf2ImgOCX.dll、bin/Pdf2PdfImgOCX.dllをサンプル実行イメージと同じフォルダーにコピーしてください。また、無償評価版と共にダウンロードしたライセンスキーをbin/LicenseManager.exeを使って登録してください。
ライセンスキーの登録方法はこちらです。
ファイルをダウンロードしてから、インストールもしくは適当なフォルダーに解凍します。以下のようなフォルダーができあがりますので、適宜ご利用ください。
bin | ライブラリやライセンスマネージャーなど |
doc | 使用説明書やjavadocなど |
include | C/C++用のヘッダー(.h)ファイル |
jar | P2IA.jar,PCIA.jar(Javaのラッパー) |
lib | C/C++用のlibファイル |
samples | 各種開発言語のサンプル |
プロジェクトの作成と参照設定
- 標準 EXEプロジェクトを新規に作成します。
- PDF to Imageライブラリを参照する設定をします。
- フォームにボタンなどを貼り付け、そのClickハンドラーを準備しておきます。
Visual Basic6.0のメインメニューで、「プロジェクト(P)」→「参照設定(N)...」を選択します。
以下のようなダイアログが表示されますので、「3-Heights(TM) PDF to Image〜」を探して、チェックをします。この項目が見つからない場合は、ダイアログの参照ボタンを押下して、「PDF to Image Converter」をインストールもしくは展開したフォルダー内の Pdf2ImgAPI.dll を指定します。
( ご注意ください:ラスタライズPDFに変換する場合は、「3-Heights(TM) PDF Content to Image〜」をチェックします。詳しい設定方法を参照してください。 )
以下のようなダイアログが表示されますので、「3-Heights(TM) PDF to Image〜」を探して、チェックをします。この項目が見つからない場合は、ダイアログの参照ボタンを押下して、「PDF to Image Converter」をインストールもしくは展開したフォルダー内の Pdf2ImgAPI.dll を指定します。
( ご注意ください:ラスタライズPDFに変換する場合は、「3-Heights(TM) PDF Content to Image〜」をチェックします。詳しい設定方法を参照してください。 )
次に、このハンドラーにコードを追加して変換できるようにします
単一の画像に変換するVB6.0サンプルと解説
PDF文書の1ページを単一の画像に変換するVB6.0のサンプル・コードです。PDF文書を簡単に画像に変換するサンプルはこちらです。 PDF文書のすべてのページを複数ページの画像に変換するサンプルはこちらです。
Private Sub Sgl_Click() Dim conv As New Pdf2Img '入力ファイル If Not conv.Open(App.Path & "¥input.pdf") Then MsgBox ("入力ファイルを開けません。") Exit Sub End If '出力ファイル If Not conv.CreateImage(App.Path & "¥out.jpg") Then MsgBox ("出力ファイルを開けません。") Exit Sub End If '変換するページを指定 conv.RenderPage(1) '出力ファイルを閉じる Call conv.CloseImage '終了 conv.Close End Sub
New Pdf2Img | インスタンス作成 | ||||||||||||||||||
Open | 入力のPDFを開きます。
|
||||||||||||||||||
CreateImage | 出力の画像ファイル名を指定 画像の形式は、ファイル名の拡張子で指定されます。利用できる形式は以下のとおりです。
|
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RenderPage | 画像に変換するPDF文書のページを指定 引数にページ番号を指定します。 |
||||||||||||||||||
CloseImage | 出力ファイルを閉じます。 | ||||||||||||||||||
Close | 入力ファイルを閉じます。 |
サンプルコード
VB6.0 PDF to Image サンプル (MS Visual Basic 6.0 Project) PDF2ImgVb6.zip
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(記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。)