PDF/Aとは
PDF/Aは、間違いなく電子文書のための標準的な長期保存のソリューションとして地位を確立するでしょう。
PDF/Aは、2005年10月1日にISO規格として発行されて以来、世界征服に着手しています。
そのようなPDF/AのISO委員会に、PDF Tools AG社はスイスの代表として参加しています。
PDF Tools AG社が開発したPDF Toolsは、PDF/Aで扱うすべての問題についての、有能なコンタクトポイントです。
PDF Tools AG社及び株式会社トラスト・ソフトウェア・システム社は、このWebサイト上で皆様独自の質問(問題)への答えが見つからない場合にサポートいたします。
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PDF/Aについて
PDF/Aについて知っておくべき最も重要な10の項目
1) PDF/AはISO規格
ISO規格は、仕様または標準に準拠した中でベストプラクティスのための国際的なコンセンサスを表しています。
PDF/Aは2005年10月ISO規格となりました。
それは、長期保存のための特定の要件を満たすために設立されました。
オープンスタンダードとして、PDF/Aはプラットフォームとサプライヤーに依存しません。
PDF分野での18年以上の経験に基づいて、PDF/Aは作られました。
フォーマットはすべての業界で広く使用および確立されています。
非常に多くのPDFビュワー(例えばAdobe社のAcrobat/Readerなど)が使える可能性が利増すが、それと共にPDF/A規格では将来におけるPDF/A形式の可読性を保証します。
PDF/A規格は、今から長年に渡ってPDF/A準拠ビューアを構築するために必要なすべての情報を、提供します。
PDF/A継続的に強化されています。2011年には第二部、2012年には、すでに第三の部分は公開されていました。
2) 標準化されたメタデータは、ドキュメントに直接埋め込まれている
文書を説明のために使われている情報(いわゆる「メタデータ」)は標準化され交換可能な形式(XMP、オープンなXML標準)で直接PDF/Aに埋め込まれます。
他の形式(例えば、PNG、PostScriptやTIFFなど)のメタデータは、簡単に変換してPDF/A文書に埋め込めます。このようにして埋め込まれた画像は、文書の検索機能などで利用されます。
PDF/Aでは、文書とは別のメタデータを格納する(それは多くの場合、独自の利用を目的としています)ようなシステムでの使用は禁止されました。
3) PDF/A文書は全文検索可能
PDF/A文書に全文検索が実施できることは、標準の一部です。
デジタル的に生成されたコンテンツのテキストは、文書に保存されます。
OCR(光学式文字認識)でスキャンされた文書についても同様です。
PDF/Aファイルは、認識されたテキスト(Unicodeとして)とオリジナルのスキャンされた画像の両方を保存します、それは外観を保持しているにもかかわらず検索機能を有効にします。
4) すべてが本物の再現のために含まれる
PDF /ファイルは、自己完結型です。:本物の再現のために必要なすべての要素(フォント、カラープロファイルなど)は、完璧にPDF/Aファイルに含まれています。
PDF/A文書は、外部コンテンツまたは外部リソースへの参照を含めることができません。
しかしながら、ウェブページへのリンクのような単純な情報の参照は許可されています。
5) PDF/Aは省スペース
PDF/A文書は画像よりもより多くの情報(たとえば、TIFFなど)が含まれていますが、PDF/Aファイルは、通常効率的な圧縮アルゴリズムが使われることに起因しています。
6) 電子署名による最適なセキュリティ
PDF/Aと電子署名の組み合わせは、PDF文書が改ざんされていないことと本物であることを確認するのに最適の方法です。
この組み合わせは、長期保存のために最適な法的保障を提供します。
7) PDF/Aはアクセシビリティ要件(第508条)を満たす
PDF/A規格には、サブ規格が含まれています。
“Part A”サブ規格(PDF/A-1a、PDF/A-2aとPDF/A-3a)は最も詳細なバージョンで、特定の障害を持った人々をアシストする情報(例えば、テキストはUnicodeで格納されかつテキスト音声変換エンジンをサポートしなければなりませんし、さらに、文書構造として格納されピクチャの読み出し順序と同様に説明が含まれていなければなりません)を要求しています。
他のサブ規格は、厳しい要求を削除したバージョンで、ほとんどの場合はこれで十分です。
典型的なアプリケーションでは、スキャンされた文書をデジタルで作成された文書に変換してPDF/Aに入れます。
8) PDF/A文書は時間制限なしで有効
標準化委員会は、意味のある改正で2〜4年ごとに既存の標準を拡張します。
それは、既存のPDF/A文書が改正された新しい規格に移行しなければならないという意味ではありません。
既存のPDF/A文書の準拠性は絶え間なく存続します。
ISOは、他の規格に反してPDF/A規格を撤回することはできません。
9) PDF/Aは広く受け入れられている
ヨーロッパとアジアでは、PDF/Aは既に長期保存の文書として、いくつかの政府機関・組織・企業で推奨されるかまたは要件として制定されています。
北米においても、この規格に関して存在する勧告が管轄やライブラリや需要の分野で継続的に成長しています。
PDF協会(次ページ参照)は、PDF/A規格のサポートに尽力しています。
10) 信頼性の高いツールが現在利用できる
PDFとの長い経験と主要なPDFの技術サプライヤーによるすばやい応答のおかげで、市場にはすでに多くのPDF/Aに準拠したソフトウェア·ツールがあります。
PDF協会は、テストスイートを開発しました。そのテストスイートは、PDF/A検証ソフトウェア製品が確実に有効でることを確認します。
検証ソフトウェアは、文書がPDF/A規格に準拠しているかどうかを確認するのに役立ちます。
(記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。)