PDF Printer
概要
「PDF Printer」は、PDFおよびPDF/A文書およびTIFFやJPEGなどの画像を印刷(ジョブコントロール可能)するコンポーネント(ライブラリやコマンドツール)で、
PostScriptプリンターやPCLプリンターをサポートしています。
価格見積り
機能
- ローカル、リモート(インターネット上を含む)プリンター
- 用紙トレー、用紙サイズの選択
- ページを回転しての印刷
- 画像(TIFF、JPEG、PNGなど)を印刷
- 印刷ジョブをグルーピングして実施
- 透かし(Watermark)を追加して印刷
- 暗号化された文書の印刷
入力データの形式
- PDF 1.x (PDF 1.0, …, PDF 1.7)
- PDF 2.0
- PDF/A1, PDF/A2, PDF/A3
- BMP, GIF, JBIG2, JPEG, JPEG2000, JPEGLS, PBM, PNG, TIFF
ライブラリ開発環境
- C/C++, C#
- .NET Framework
- .NET Core
- COM
製品の種類 (ライセンスのバリエーション)
PDF Printerは、以下の種類の製品(ライセンス)があります。用途に合わせて選択してください。
- コマンド・ラインで利用する製品(Shellライセンス)
PDF Printerの機能をコマンドラインで利用するコンポーネントです。バッチ処理などで大量に印刷する場合に適します。
- アプリケーションを開発するための製品(SDKライセンス)
クライアントアプリケーションに印刷機能を追加する開発のライセンスです。
利用のライセンスを含みません。 - ライブラリ(API)クライアントで利用する製品(クライアント・APIライセンス)
クライアントアプリケーションで印刷機能を利用するライセンスです。
開発のライセンスを含みません。 - ライブラリ(API)をサーバーで利用する製品(サーバー・APIライセンス)
PDF Printerの機能をサービスとして提供するためのライセンスです。
バックグラウンドでの自動印刷を行うサービスなどを提供できます。
開発のライセンスを含みません。
機能
- PDF文書印刷
- 紙または仮想プリンターへの印刷、ファイルへの印刷出力
- 用紙フォーマット(標準サイズ、カスタムサイズ)選択
- 排紙トレイ及び印刷品質選択
- ページの順序を定義
- プリンタ固有のプロパティを選択
- カラーマネジメントコントロール
- http(https)、FTPデータストリームをサポート
- ラスター画像(TIFF、JPEG、PNG、BMPなど)を印刷
- 透かし(ウォーターマーク;文字、画像)を追加して印刷
- ホストごとのプリンターをリストアップ
- プリンタプロパティをリストアップ(サポートされている用紙の形式やトレーなど)
- 両面印刷
- 印刷方向選択
- 複数部数印刷
- 位置決め(センタリング、スケーリング、再合わせ)
- 暗号化された文書を復号してから印刷
仕様
入力フォーマット
- PDF 1.x (PDF 1.0, …, PDF 1.7)
- PDF 2.0
- PDF/A1, PDF/A2, PDF/A3
- BMP(Window Bitmap)
- GIF(Graphics Interchange Format)
- JBIG2(Joint Bi-level Image Experts Group)
- JPEG(Joint Photographic Expert Group)
- JPEG2000,JPEB-LS
- PBM(Portable Bitmap File Format)
- PNG(Portable Network Graphics)
- TIFF(Tagged Image File Format)
出力フォーマット
- プリンター スプール フォーマット:PostScript, PCL5, PCL6, AFP
規格
- ISO 3200-1 (PDF 1.7)
- ISO 3200-2 (PDF 2.0)
- ISO 19005-1 (PDF/A-1)
- ISO 19005-2 (PDF/A-2)
- ISO 19005-3 (PDF/A-3)
- TIFF V6
OS
- Windows 8, 8.1, 10 - 32または64bit
- Windows Server 2012, 2012 R2, 2016, 2019 – 32または64bit
インターフェース
- C
- Java
- .NET Framework
- .NET Core (Windows OS)
- COM
サンプル
文書(PDFやTIFF)の全ページまたは選択されたページを印刷
C# | C/C++ | 他のサンプル |
// printerオブジェクト生成 pPrinter = PDFPrnCreateObject(); // 指定された1台のプリンターに入力されたファイルを印刷する if (!PDFPrnPrintFile(pPrinter, szInputPath, szPrinterName, _T(""), iFirstPage, iLastPage)) { _tprintf(_T("入力ファイル %s を印刷できません。 %s (エラーコード: 0x%08x).\n"), szInputPath, PDFPrnGetErrorMessage(pPrinter), PDFPrnGetErrorCode(pPrinter)); iReturnValue = 1; } else _tprintf(_T("終了"));
C# | C/C++ | 他のサンプル.. |
// printerオブジェクト生成 using (Printer printer = new Printer()) { // 指定された1台のプリンターに入力されたファイルを印刷する if (!printer.PrintFile(inputPath, printerName, "", firstPage, lastPage)) throw new Exception(String.Format("入力ファイル {0} を印刷できません。 " + "{1} (エラーコード: 0x{2:x}).", inputPath, printer.ErrorMessage, printer.ErrorCode)); } Console.WriteLine("終了");